商店が立ち並ぶテナント住居の漏水調査
調査前状況
微量であるが漏水があると水道局の方から言われ、わが社に調査依頼がきました。
まず初めに量水器より毎分1L程度の水使用量が確認され、室内を調査した所、トイレのロータンクのボールタップの閉まりが悪く糸状のようにとぎれなくタンク内に水が出ていました。そこでトイレの止水栓を閉めて、改めて量水器の確認を行いました。しかしまだ毎分40mL程度の漏水が確認されました。
調査内容
ごく少量の漏水の為、量水器廻りから順番に電子音聴器や音聴棒により弁栓音聴調査を行いました。ちょうど外回りが一番大きく聞こえたので、次にノイズカット式漏水探知器を用いたところ、ショックアブソーバー(振動減衰装置)の下あたりで音のレベルが高くなっていたので、その部分を掘り起し、ショックアブソーバーを撤去し、修繕しましました。
結果・感想
築40年以上経過しており、今までにトイレのボールタップの交換もした事が無かった。漏水修繕も終え、漏水がなくなってのでうれしいです。と所有者様から感想を戴きました。
少量であっても「塵も積もれば山となる」ですからね。
施工事例写真
弁栓音聴調査(量水器) ![]() |
弁栓音聴調査(ショックアブサーバー) ![]() |
ショックアブソーバーの下埋設部に漏水あり ![]() |
修繕完了 ![]() |