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事業紹介-メンテナンス 排水管理

人々が生活していく上で、また産業活動の上で必ず排出される生活排水や工場廃水。

年々、生活様式の多様化や産業の技術革新が進むにつれて、排水成分は複雑化し、それに合わせて排水処理施設や設備機器の保守管理技術は高度化しています。
これまでの長年の経験と新しい技術研究により生活排水処理施設、産業廃水処理施設、農村下水処理施設等のメンテナンスを適正に行い、地球環境の保全に貢献しています。

下水道が整備されていない地域の家庭や下水道が整備されていても廃水処理量の多い工場などでは、敷地内に合併処理浄化槽が設置されています。合併処理浄化槽とは下水道の処理場の役目を果たしており、微生物等の働きで汚れた排水をきれいにし、河川に帰す役割をしています。人々の生活においてはトイレから流されるし尿だけではなく、炊事や洗濯、お風呂、洗面所などから流される生活排水を含めると、一人一日あたり約200ℓの汚れた水を排出していることになります。人間の体調が日々変化するように各家庭のライフスタイルによって浄化槽の使用状況も日々変化していきます。状況に応じた必要な機器の調整やメンテナンス、消毒の補充や清掃などを実施し、きれいな水に変えて河川等へ放流しています。

  • 施設外観

  • 処理水採取作業

  • 水質測定作業

  • 槽内機器の洗浄作業

  • ブロワ圧力確認

  • 処理水データー点検作業

育苗施設にある農薬処理装置機器は1年に2回、シーズン前とシーズン後に機器整備を行っています。シーズン前には農薬を処理する薬剤や汚れを吸着する活性炭等を機器内に補充装着し、機器が正常に動作するか試運転点検を行います。シーズン後には農薬を処理した薬剤や活性炭を装置から除去し、次のシーズンに使えるように装置の洗浄、消耗した部品の交換等を行います。

  • 農薬廃水処理機(移動型)

  • 活性炭充填作業

  • 農薬廃水処理機(設置型)

  • 機器周辺メンテナンス作業

三名園の兼六園、散水業務に合わせ、池の藻や泥などを除去する清掃を定期的に行っています。石川県の観光名所を保全できることに喜びを感じています。しいのき迎賓館裏に流れる涼やかなせせらぎに生える藻も定期的に除去清掃を行っており、同様に産業展示館2号館と3号館の間にある水路(カナール)も藻や砂、落ち葉の除去清掃等を行っています。石川県を代表する観光地や施設なのでやりがいのある仕事です。観光で来られた方々が、きれいになった池やせせらぎ、水路で涼んでいる姿を見るときれいにして良かったと心も清らかになる仕事です。

  • 兼六園 池清掃作業前

  • 兼六園 池清掃作業

  • せせらぎ 清掃作業1

  • せせらぎ 清掃作業2

  • せせらぎ 清掃作業3

  • せせらぎ 清掃作業4

  • カナール 清掃前

  • カナール 清掃後

  • カナール 清掃前

  • カナール 清掃後

  • カナール 清掃作業

  • カナール 清掃作業