空冷式チリングユニット(空調用熱源機器)凝縮器の薬品洗浄
■作業箇所
空冷式チリングユニットの熱交換器(冷水と冷媒の熱交換を行う箇所)の冷水側の薬品洗浄を行いました。
■作業内容
既設の配管を取外し、薬品洗浄用のバイパス管を設置し、水を仮設ポンプで循環させ、まずは水漏れが無いか確認を行いました。
その後、酸性の洗浄剤を投入し、循環させ、反応により発泡が起き、循環している薬品が濁っていきます。反応が弱くなって所定の時間が経過した後に、アルカリ性の中和剤を投入し、中性を示したら洗浄を終了します。
その後、再度水で循環を実施し、錆や濁りが無いことを確認して、配管を復旧し終了しました。
■感想
空調器として一番大事な熱交換部、この部分を洗浄し、空調器本来の効果、効率を高めることができました。
■洗浄風景
▲配管バイパス ▲循環回路
▲水循環 ▲酸性薬品投入
▲洗浄中 ▲洗浄中
▲中和作業 ▲洗浄後の水循環