役所の方々の目の前で漏水調査を実施しました。
調査前状況
今日は市の施設である某終末処理場で、役所の方々に参加して頂き、漏水調査のデモンストレーションが行われました。
直結給水方式の給水管であった為、量水器から漏水量を測定すると毎分18Lもの量が漏水していた。
通常は施設のあらゆる機械音等を止めてから漏水調査に入るのだが、今回は漏水量が多かったためそのままの状況で行ってみました。
調査内容
通常通り蛇口やバルブなどで弁栓音聴から実施し、管理棟出入り口の足洗い場周辺で漏水音をキャッチ。
その周辺をノイズカット式漏水探知器を用いて路面音聴した。
すると漏水音の他、排水マンホールに落ちる水の音も聞こえ、直ぐに管理棟に入る給水バルブで漏水していることが分かった。
念のため、相関式漏水調査器を用いて調査を行ってみても、機械でもその部分で漏水していると示したことから、ピンポイントで漏水箇所を割り出す事ができた。
結果・感想
今回の漏水調査は、デモンストレーションということで周囲の目を気にしながらの作業となった。
漏水量が多く、時間をかけることなく直ぐに漏水箇所を見つけることができたのでホッとしました。
漏水調査後は修繕見積の為、その漏水箇所を掘ると、給水バルブ2次側のソケットが抜け、近くに走っている排水管のエルボも割れていました。
施工事例写真
某終末処理場 ![]() |
デモンストレーション中 ![]() |
弁栓音聴調査中 ![]() |
路面音聴調査中 ![]() |
相関式漏水調査中(管理棟出入り口足洗い場) ![]() |
相関式漏水調査中(量水器横止水弁) ![]() |
給水管漏水箇所 ![]() |
排水管エルボ破損個所 ![]() |